ハッチは赤ちゃんの健やかな成長を寝具を通して応援します

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新米パパママにお役立ち情報

1. 赤ちゃんにとっての眠りの重要性とは

しあわせ脳は質の良い眠りからできる

お子さんに将来どんな人になって欲しいですか?自分の好きなことを究めたプロスポーツ選手や学者?家族や友人を大切にする思いやりのある人?他人に迷惑をかけない人?とにかく幸せになって欲しい?・・・

実は、質の良い脳は質の良い眠りからできるのです。考える力・行動する力・感じる力の土台である脳は、3歳までに80%発達が完了するといわれていて、この時期に、運動の原型を覚えたり、言葉を覚えたり、感受性や大人になって必要な社会力の基礎が最も磨かれるといわれています。

赤ちゃんは大人の顔を見分けたり、声を正確に聞き分けて同じ音を自分で声に出したり、笑って話しかければ自分も笑顔つくって反応しますよね!?「他者を理解し、共感し、協力して何かをやる」という社会力の基礎である対人応答能力もこの頃から身につけているのです。


このように脳は生きる力の土台です。睡眠は脳を休ませ、メンテナンスする大切な時間です。質の良い睡眠を十分とることは、大人になったときの生きる力の差になってきっと顕れてくるはず。質の良い睡眠をたっぷりとって、好奇心・探究心旺盛で情緒豊か、他人への思いやりや配慮がきちんとできるしあわせ脳に導いてあげましょう。
 

睡眠中に学んで賢くなる

睡眠中に学んで賢くなる赤ちゃんは疲れて体を休めるために眠っていると思われますが、実はそれだけではありません。実は眠っている間に勉強しています。赤ちゃんは昼間、あらゆる物体に触れ、さまざまな音を聞き、周りの世界を知っていきます。

目新しいものを見つけると、感触や形を確かめ、振り回したり、口に入れてみたりして、その感覚情報をそれぞれ脳に送っています。

しかし、その情報は眠らないと記憶として固定されず、また知識化もしません。

脳には、海馬と呼ばれる記憶に関係する場所があります。海馬は心臓と同じで眠らない臓器です。起きている間は様々なことを認知し、海馬が最も活性する睡眠中に、今日認知したことを整理し知識にします。例えば、カーテンを開けたときに差し込むまぶしい太陽の光、ママの明るい顔、「おはよう」の爽やかな声を赤ちゃんはすべて一緒に感じとって、「朝」を知ります。

赤ちゃんは起きている間の目新しい経験を眠っている間に知識化し、自分や世界の存在を知っていくのです。だから赤ちゃんは良く眠るのです。
 

睡眠中に骨や筋肉を育てるホルモンが分泌される

生後4ヶ月ごろから成長ホルモンが分泌されるといわれています。

この成長ホルモンは食事や運動では分泌させることはできません。成長ホルモンは熟眠中に大量に分泌され、骨や筋肉を育て、傷んだ組織を修復・回復させ、赤ちゃんの体をすくすく育てます。
 

睡眠中に子どもにとって大切な「メラトニンシャワー」が分泌される

睡眠中にメラトニンというホルモンも分泌されます。メラトニンは睡眠と覚醒の1日のリズムを作るために大切なホルモンです。

メラトニンは生涯を通じて1歳〜5歳の間に一番多く分泌され、これを「メラトニンシャワー」といいます。この時期にメラトニンをしっかり分泌させておかないと、将来の発ガン率が高まったり、体の性的発達が早まり初潮の年齢が低くなったり、キレやすくなったり、肥満や発語の遅さにつながってしまいます。

赤ちゃんにとって、質の良い眠りがどれだけ必要なことかわかっていただけましたか?次に赤ちゃんの眠りについて解説します。
 
続きはこちら 2. 赤ちゃんの眠りのメカニズム

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